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わかりやすいワイン選び【スパークリングワインの解説まとめ&クレマンの勧め】

お酒の講義
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皆様こんにちは!!ウメ学長です!

今日も元気にお酒の勉強してまいりましょう!!宜しくお願いします。

さて本日は!みんな大好きスパークリングワインの解説です。シュワシュワとして口当たりが良く香りも華やかで親しみやすいスパークリングはワインの中でも大人気。お祝い事や乾杯といえばスパークリングワインですよね!ただ、ひと口にスパークリングワインと言っても無数にあるので、ワイン選びに役立つ簡単な押さえポイントと、学長が本気で勧めたい「クレマン」について解説していきます。

是非最後までご覧くださいね!!

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スパークリングワインとは

そもそも「スパークリングワイン」とは、どのようなものかと言いますと、「炭酸ガスの入ったシュワシュワしたワイン」のことです。

「いやそれくらい知ってるわ!!」

と突っ込まれそうですが無視して解説を続けます。反対に、シュワシュワしていないワインのことを「スティル(静かな)ワイン」と言います。ほかにも保存性が高くアルコール度が高いフォーティファイド、果皮草根を漬け込んだ香り高いフレーヴァードがあります。

鬼滅のキャラで例えると

我妻善逸…スパークリングワイン(シュワシュワ系)

竈戸炭治郎…スティルワイン(お静か系)

嘴平伊之助…フォーティファイドワイン(アルコール度強い系)

胡蝶 しのぶ…フレーヴァードワイン(香りすごい系)

みたいなイメージです。(学長の独断と偏見)

今日は善逸にフォーカスを当てます。

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スパークリングワインの種類

スパークリングワインといっても種類がたくさんありますので、エチケットや言葉から見極められるポイントに解説しましょう!

ここで押さえておいてほしいのは、「スパークリングワイン」とはシュワシュワしたワインの総称で、その中でも国や作り方によって種類が分けられるということなんです。「シャンパンとスパークリングワインの違いは?」みたいなことをよく解説されていますが、そもそも分ける目線が違います。

カテゴリーとしてのスパークリングワイン、個別としてのシャンパンという呼称だということを覚えましょう!!

フランスのスパークリングワイン

シャンパン(Champagne)

フランスのシャンパーニュ地方で作られたブドウを使用してフランスのワイン製法の法律を守ってつくられた高級スパークリングワインのこと。呼称をつける条件は色々ありますがコレだけ覚えれば十分。これ以外のものは「シャンパン」とは呼んではいけない!と決まっています。差別化をして価値を守ったり、偽物を取り締まったりする為ですね。フランス人のプライドが感じられます。

クレマン(Crémant)

学長が今回超オススメしたいスパークリングのカテゴリーです。シャンパーニュと同じ製法で作られる「シャンパーニュ地方以外で作られるスパークリング」で、引けを取らず美味しいスパークリングが楽しめます。詳しくは後述しましょう!

ヴァン・ムスー(Vin Mousseux)

ヴァン(Vin)はワイン、ムスー(Mousseux)は泡。泡のワインってそのままですね。スパークリングワインってことです。これもクレマンと一緒でシャンパンとは呼べないスパークリングでコスパ高いワインがゴロゴロです。が、ちょっと幅が広いので当たりはずれもあるかも。クレマンよりガス気圧高め。

ペティヤン(Pétillant)

フランスの弱発泡ワインことですね。シュワシュワ感少なめ。

イタリアのスパークリングワイン

スプマンテ(Spumante)

スプマンテは、イタリアのスパークリングワインの呼称で内容は千差万別。シャンパンのように作られているものもあれば、大量生産なものもあります。より高級志向でいきたいなら「フランチャコルタ(Franciacorta)」を選びましょう。もう少し大衆向きで美味しいものを狙うなら「プロセッコ(Prosecco)」がおすすめ。

フリッツァンテ(Frizzante)

フリッツァンテは、弱発泡ワインの総称です。スプマンテよりもガス気圧が低い、つまりシュワシュワが少ないタイプのスパークリングです。近いものに赤ワインの甘口スパークリングで有名な「ランブルスコ」白の甘口の「モスカート・ダスティ」など親しみやすく日本でも人気の高いワインカテゴリーです。

スペインのスパークリングワイン

カヴァ(CAVA)

スペインのシャンパンと言えばわかりやすいですね。同じ瓶内二次発酵で作られていますが、ブドウ品種はスペインのブドウ3種類で作られます。値段が本当に安くて高いものでも3,000円しないくらい。日本でもすごーく飲まれているスパークリングワインですね。

エスプモーソ(Espumoso)

スペインのスパークリングワインの総称です。フランスのヴァンムスー、イタリアのスプマンテと一緒。エスプモーソの中にカヴァがあるイメージです。日本ではカヴァの名前の方がポピュラーですよね。

ドイツのスパークリングワイン

ゼクト(Sekt)

ドイツの高級スパークリングワインがゼクトです。ドイチャーゼクトなるさらに格上のものもあります。意外にもドイツはスパークリングワイン消費国で日常的に飲まれています。特にリースリング種で作られるものは日本でもよく輸入され人気です。

シャウムヴァイン(Schaumwein)

ドイツのスパークリングワインの総称です。

ペールヴァイン(Perlwein)

ドイツの弱発泡ワインです。日本ではあまり見かけません。

日本やオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、アメリカのスパークリングワインは、そのまま「スパークリングワイン」と呼びます。

スパークリングワインのタイプ

基本的な白ワインタイプやロゼなどがありますが、もう少しマニアックなタイプについて触れます

ブラン・ド・ブラン(Blanc de Blancs)

「白の白」という意味。シャルドネ100%で作るワインのことです。キリっと切れ味抜群で繊細。高級シャンパンの代名詞。

ブラン・ド・ノワール(Blanc de Noirs )

「白の黒」という意味。黒ブドウで作るスパークリング。普通のものよりもパンチがあって香りも強く味わいも深い。コース料理をシャンパンのみで合わせる人もいるツウなやつ。

種類でわかるガスの強さの目安

瓶内のガス気圧の高低については、呼称のルールである程度決められているので、「今日はしっかり泡感ほしいな」とか「優しめがいいな」って時はエチケットの表示を見たり、説明文が載ってたらワードを探してみましょう!!

シャンパーニュ…    5~6気圧

ヴァン・ムスー…    3~6気圧

クレマン…       3.5気圧

ペティヤン…      2.5気圧以下

スプマンテ…      3気圧以上(プロセッコやフランチャコルタは5気圧程度)

フリッツァンテ…    1~2.5気圧以下

カヴァ…        5~5.5気圧

ゼクト…        3.5気圧以上

シャウムヴァイン…   3.5気圧

ペールヴァイン…    2.5気圧以下

スパークリングワイン… 3気圧以上(一般的には)

甘口辛口の見極め方

ワインを飲みなれてたり、食事に合わせて飲むなら迷わず「辛口!!」っていう方もいますが、飲みなれていなかったり口当たりが優しい甘口のスパークリングも人気がありますよね。特に女性の方にお店でも求められます。けれど、「自分で見分けられない方」も多い!のでこれ見れば求める甘辛さにジャストフィットです。

【極辛口】※1番辛い

ブリュット・ナチュール(Brut Nature)

パ・ドゼ(Pas Dose)

ドサージュ・ゼロ(Dosage Zero)

【極辛口】※2番目に辛い

エクストラ・ブリュット  (Extra Brut)

【辛口】※辛い

ブリュット(Brut)

【中辛口】※ちょい甘

エクストラ・セック(Extra Sec)

エクストラ・ドライ(Extra Dry)

エクストラ・トロッケン(Extra Trocken)

【中甘口】※結構甘い

セック(Sec)

セッコ(Secco)

トロッケン(Trocken)

セコ(Seco)

【甘口】※甘っ!!

ドゥミ・セック(Demi-Sec)

セミ・セッコ(Semi Secco)

アッボカート(Abbocato)

ハルプトロッケン(Halbtrocken)

セミ・セコ(Semi Seco)

【極甘口】※甘ーーい!!!!!

ドゥー(Doux)

ドルチェ(Dolce)

スパークリングワインに合いやすい料理

乾杯酒としてもてはやされるスパークリングワインは、やっぱりアミューズや前菜系とよーく合います。肉でも魚でも合わせやすいのがスパークリングの良いところ。

例えば、カプレーゼ、浅利の白ワイン蒸し、生ハムいちじく、キャビアとブルサンチーズのブルスケッタ、エビときのこのアヒージョなどなど…あああーー飲みたくなってきた!

学長のおすすめクレマン

前述したクレマンですが、シャンパンと遜色ない美味しさのものがゴロゴロしてるのです!値段も2000円~4000円くらいでシャンパンほど高くない!薫り高く口当たりも良く、泡もちょうど良い。瓶内二次発酵で9カ月以上熟成させてからリリースされるので、その辺のスパークリングワインと一線を画す旨さなのです。

呼称が認められているものはこの8つのみ。

クレマン・ダルザス(アルザス)

クレマン・ド・ブルゴーニュ

クレマン・ド・ジュラ

クレマン・ド・ボルドー

クレマン・ド・ロワール

クレマン・ド・リムー(ラングドック)

クレマン・ド・ディー(ローヌ)

クレマン・ド・サヴォワ

特に!!!クレマン・ダルザスとクレマン・ド・ブルゴーニュは旨過ぎて鼻血出るレベルのもの多数です。アルザスはもともと白ワインに特化した地域といっても過言ではありませんので、スパークリングもめちゃ美味い。ブルゴーニュも特にシャルドネやピノ・ノワールの銘醸地。この2種はシャンパンで使用する品種なので、シャンパンを引けを取らないワインがゴロゴロで人気なのです。今や、日本はCAVAに席巻されているといっても過言ではないほど、安くてお求めやすいのでCAVAを飲んでいる人が多い!「CAVAも良いけど、ひと味違うスパークリングが飲みたい!」方には超オススメです。

学長的おすすめのクレマンも紹介しておきます。

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ワイン ロゼ スパークリング モノクローム クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ / パリゴ&リシャール フランス ブルゴーニュ 750ml

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では今日はこの辺で!!!!

みんなでおうちで、お店でシュワシュワしましょーーーー!!!!

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