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ワイン考察!【るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~】志々雄真実が飲んでるワインは何!?

お酒の講義
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こんにちは!!ウメ学長です!

今日も元気にお酒の勉強してまいりましょう!宜しくお願いします!

さて、本日はいつもとは趣向を変えてワインに関する考察でもしてみましょう!!

今日のテーマは、ジャンプ漫画の金字塔【るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~】!!!

学長の超好きな漫画の一つです!アニメも大好きで、オープニングもエンディングも神曲ばかり!!何度読み返し、見返したことだろうか……今や映画も大人気で3部作全部大ヒット!!これから4部作目も公開で再び盛り上がっている今こそ!見たことない方は見てほしい作品ですね!!

敵役も魅力的で、特に「志々雄真実」の格好良さと来たらもう……思い出している中で、ふと学長は気づいたのです。

「志々雄めっちゃワイン飲んどるやん…」と。

てなわけで本日は!!「志々雄真実が飲んでるワインは何!??」という誰が興味あんねん!というテーマで考察してみようと思います。

因みに!!!考察なので答えはありません!!!酔狂なワイン好きや漫画好きな方に捧げます!

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歴史からひも解く志々雄ワイン考察

さて、早速考えてみるのですが日本にワインが本格的に浸透し始めたのは明治から!つまり!剣心たちが活躍した時代からなんですねー!

日本のワイン用ブドウと言えば、「甲州種」ですね。

ヨーロッパが起源の日本固有品種で、奈良時代から平安時代にかけてシルクロードを通って、仏教と共に日本に伝わったとされていますが、他にも説があるみたいです。室町時代くらいまではブドウは生で食べるものでした。

1549年にはかの有名なフランシスコ・ザビエルが来日し、キリスト教を教え広める地域の大名に、ワインを贈ったことも史実としてあるようです。ワインという存在の認知が広まっていった大きな要因であるとみられています。

江戸時代になると、山梨県で本格的にブドウ栽培が広まり、後期には浦賀(神奈川県横須賀市浦賀)にペリーが来航して、ワインを献上。明治になると、政府も国の近代化を進めたくて、殖産興業(西洋諸国に対抗し、機械制工業、鉄道網整備、資本主義などにより国家近代化を推し進めた政策)の一環としてワイン作りを推奨していきます。

明治3年に山梨県甲府市で初めてのワイン醸造所が出来、数々の失敗のもとワイン作りは発展していきます。明治10年に日本初の民間ワイン醸造所「大日本山梨葡萄酒会社」(のちのメルシャン)が出来ます。

るろうに剣心の舞台は、明治11年~12年。

まさにワイン作りが始まって浸透し始める時期なんですね。とは言いつつも、国産のワインが広まっている時期ではない…と推察されるので、十中八九!志々雄が飲んでいるのは

【国産ワインでは無い!!】と思われます。

また、上流階級の人間や、政府高官たちは西欧からの献上品や輸入品を手に入れることが出来るはず。志々雄が国盗りを狙い、大型鋼鉄艦「煉獄」を所持していたり、当時最先端だったガソリンも所持していたことから、西欧文化に強い興味・必要性を感じていたことも明白です。つまり、志々雄が飲んでいるワインは西欧からの輸入品を奪ったり横流しされたものだった可能性が高い…

では、「その時代にどの国のワインが日本に輸入されていたか」というと…

当時、輸出入が出来ていた国と言えば、中心はイギリス、あとはフランスやアメリカ。

つまりヨーロッパのワインであった可能性がかなり高いはずです。イギリス自体のワイン生産はほぼ無かったはずなので、やはりフランスやポルトガル産である可能性がもっとも高いと言えると思います!!方治あたりが回してきたのではないでしょうか!

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性格からひも解く志々雄ワイン考察

「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き、弱ければ死ぬ」

志々雄の凄い有名なセリフですが、非常に残虐非道!自分の信念を貫く為には犠牲も厭わないという強い意志、オラオラ系最上級の性格と言えます。ワインを飲んでいる描写とキセルを使ってタバコを吸うシーンも描かれていますので、嗜好品に目ざとかったのでしょうね。

高級品もきっと好きだったんじゃないでしょうか、簡単手に入らないものを持つことは力の象徴ですものね。性格から見ても中途半端なお味のワインは、お好きじゃないでしょう!!

また、アニメの絵から見ると「赤ワイン」を飲んでいます。味わいがしっかりとしていて高級品、イギリス人が好んで飲んでいたワインとすると「フランス:ボルドーのワイン」か???

1855年にパリ万博が開催され、ボルドーの格付けが行われてから、そんなに年月は経っていないことから見て、日本へのお土産に高級ボルドーワインを持って行ったことも考えられなくはない。

となると、「5大シャトーのどれかか?」と考えずにはいられません!

だけれどだけど!!アニメで登場するワインの色が薄い…!!!!

もしやブルゴーニュか???色的にはカベルネの色をしていない…演出で薄くしているだけかもしれませんがピノ・ノワールの可能性も大!!

場所からひも解く志々雄ワイン考察

剣心・斎藤・左之助が向かった志々雄のアジトは京都。

京都に近い場所で開港されている場所と言えば…神戸!!!!安政五カ国条約によって取引が可能となり、当時神戸港は外国人たちの往来が日常的になりました。

また外国人居留地が設けられ、イギリス・アメリカ・フランスと密接に交流がなされていた場所です。当然、外国製品の出入りも多くあり、西欧文化が一挙に根付くきっかけになっています。志々雄一派のアジトがある京都と神戸は目と鼻の先。

つまり!?神戸港から手に入れたフランスのワインを志々雄は飲んでいた

という仮説に行きつきます。

真実は定かではありません。作者の和月さんは何となく描いただけかも知れません。

学長のようなワインラバー&漫画好きにとっては、夢のある考察でした…!!!

明治の文明開化に思いを馳せ、ロマンを感じ、志々雄と一緒に赤ワインを飲む。

そんな日があっても良いですね。知らんけど。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

今日はこの辺で!!!!

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